参郎(さぶろう)


名前の意味

「参郎(さぶろう)」は、日本の伝統的な名前で、漢字で書く場合は「三郎」や「寿郎」とも書きます。名前の「参」は仏教用語で「三」という意味を持ち、「郎」は男性を表す漢字です。つまり、「参郎」は「三男子」という意味になります。祈願の意味合いがあるため、長男、次男と続いて生まれた男児につけられることが多いです。


名前の特徴

「参郎(さぶろう)」という名前は、古風で格式高い響きがあります。また、「三男子」という意味合いから、家族の中では第三子であることがわかりやすいため、家族を大切にする方に向いているといえます。音韻的に、母音と子音が交互に現れるため、口から出やすく、覚えやすいという特徴もあります。


つける時の注意点

「参郎(さぶろう)」という名前をつける場合、注意すべき点はありませんが、家族の中で第三子につける名前であるため、その子の兄弟たちの名前との相性を考慮する必要があります。また、漢字で書く場合には、「三郎」と書くことが一般的ですが、「参郎」と書く場合には、縁起が良くないとされる場合もあるため、その点に注意する必要があります。


名前のフィクション小話

「参郎(さぶろう)」という名前は、日本で古くから用いられている名前の一つです。古くは、仏教の影響が強かった時代に、祈願の意味を込め、子どもに仏教用語を用いた名前をつけることが一般的でした。その後、江戸時代には、幕府や大名家などで長男、次男、三男などによって名前をつける「通字(つうじ)制度」が導入され、多くの人々がこのような名前を名乗るようになりました。


「参」「郎」の漢字を含む有名人

竹下宏太郎 / 菅貫太郎 / 菅井一郎 / 兼崎健太郎 / 山口祐一郎 / 増本庄一郎 / 白川裕二郎 / 小笠原章二郎 / 増田俊郎 / 園岡新太郎


「さぶろう」と読む男の子の名前例

  ふりがな 名前 漢字
man さぶろう 三朗
man さぶろう 三武郎
man さぶろう 三郎
man さぶろう 三郎助
man さぶろう 三郞
man さぶろう 佐武朗
man さぶろう 佐武郎
man さぶろう 佐甫良
man さぶろう 佐舞郎
man さぶろう 参郎
man さぶろう 左文郎
man さぶろう 左武郎
man さぶろう 彩歩郎
man さぶろう 砂生朗

「さぶろう」で使われる漢字: 三朗 三武郎 三郎 三郎助 三郞 佐武朗 佐武郎 佐甫良 佐舞郎 参郎 左文郎 左武郎 彩歩郎 砂生朗

「砂生朗」で読まれるなまえ: さぶろう