「郎(ろう)」は、一般的に男性の名前で、日本の伝統的な名前の一つです。日本語では、名詞に付く接尾語「郎」は「男性の意」とされており、男性の威厳や力強いイメージを表現しています。
「郎(ろう)」は、男性らしさや力強さをイメージさせるため、現代でも人気があります。また、漢字の「郎」は縁起のいい文字であるとされており、幸福や成功を願う親御さんにも好まれます。ただし、「郎」が付く名前には、あまりに古風なイメージを持つものもあるため、名前センスを問われる場合もあるでしょう。
「郎(ろう)」をつける際には、他の名前との組み合わせに十分注意が必要です。名前を呼ぶときに口ごたえが悪く、響きが悪くならないよう、中性的な名前や、母音が続く名前との組み合わせなどには注意するようにしましょう。また、一部の職業や地域性によっては、名前の古風さに対してマイナスのイメージを持つ場合もあるため、状況に合わせて選ぶようにしましょう。
「郎(ろう)」の由来には諸説ありますが、思いのほか歴史が古い名前であることは確かです。一説には、平安時代に貴族の間で流行した名前で、平安中期にはすでに「源 郎」「藤原 郎」などの名前が見られるようになっていました。あるいは、神話に登場する「高龗(たかおかみ)神」の息子の名前から「郎(ろう)」が来たという説もあります。
増本庄一郎 / 江原真二郎 / 水島道太郎 / 坂上二郎 / 伊達三郎 / 本間健太郎 / 志賀廣太郎 / 高崎二郎 / 川岡大次郎 / 松本幸四郎
ふりがな | 名前 | 漢字 | |
---|---|---|---|
ろう | 朗 | 朗 | |
ろう | 桜 | 桜 | |
ろう | 楼 | 楼 | |
ろう | 狼 | 狼 | |
ろう | 狼虎 | 狼 虎 | |
ろう | 郎 | 郎 |