稜久(りょうく)


名前の意味

「稜」は、山や建物の尾根や隆起に付く字であり、高くそびえ立つ姿が特徴的です。そして「久」は、永続や長い期間を意味する文字であり、この名前は「長い年月、高い地位を保つ」といった意味が込められています。


名前の特徴

「稜」という漢字は、明るく開放的な印象のある名前です。また、「久」という文字が入ることで、堅実で安定感があり、将来に向けた大きな期待を託せる感じを与えます。個性的な名前でもあり、他人とかぶることが少なく、独特且つ華やかな印象があります。


つける時の注意点

「稜久」という名前は、異国文化において馴染みがないため、発音や読み方が難しいという点があります。しかし、その独特な響きが好まれることも多いため、選ぶ際にはよく考えてみることが大切です。また、名前の漢字は繊細な造形を持つため、書く場合には丁寧に書くことが望ましいです。


名前のフィクション小話

この名前は、日本の「万葉集」に詠まれた歌で、東国歌の一つ「高砂の 宮のたつみに しるし立てて まごころなき 我にはなれにけり(高砂の宮の隆起に、しるしの標を立てている、まごころたりともない私は、あそこに行けずにいる)」から着想を得た造語です。本来の読み方は「たつく」とされていましたが、「稜久」という読み方が新しく生まれ、「たつく」と同じく「高い地位に立つ」という意味を持つ名前となりました。


「稜」「久」の漢字を含む有名人

山下久美子 / 大場久美子 / 都志見久美子 / 橘喜久子 / 水野久美 / 太宰久雄 / 生瀬勝久 / 稲尾和久 / 藤吉久美子 / 水谷邦久


「りょうく」と読む男の子の名前例

  ふりがな 名前 漢字
man りょうく 凌久
man りょうく 涼久
man りょうく 涼玖
man りょうく 稜久
man りょうく 諒久
man りょうく 遼久

「りょうく」で使われる漢字: 凌久 涼久 涼玖 稜久 諒久 遼久

「遼久」で読まれるなまえ: りく りょうく