弥々彦(ややひこ)は、「彦(ひこ)」という名前が持つ素朴さや、優しさと同様に、子どもの誕生を祝い、愛情を込めてつけられる名前です。名前の由来には諸説ありますが、古事記に登場する「八岐之大蛇(やまたのおろち)」を討った英雄「スサノオノミコト」の息子である「弥彦命(やひこのみこと)」に由来するとする説が有力です。
弥々彦は、親しみやすく、柔らかな響きが特徴的です。また、漢字の「彦」は、男子の子供を表す一般的な漢字ですが、「弥々彦」は性別を問わず名づけることができます。特に、女児への名づけにも適した名前であり、最近では「弥彦」と表記されることもあります。振り仮名も「ややひこ」と記す場合が多く、覚えやすさや読みやすさにも優れています。
弥々彦をつける際に注意する点としては、漢字表記である「彦」という文字が、長い年月を経て「弱さを表す」というイメージがついてしまっていることが挙げられます。そのため、名前をつけるときには、読みやすさや親しみやすさを考慮した上で、それぞれの家庭に合わせた命名を行うと良いでしょう。また、弥々彦は性別を問わず名前をつけることができますが、その場合は性別が分かるような名前と一緒にしておくと、身近な人たちにとって覚えやすく、呼びやすくなるでしょう。
「弥々彦」の由来には諸説ありますが、古代の日本神話に登場する「スサノオノミコト」が、人々を苦しめていた「八岐之大蛇」を退治し、その蛇の尾から黄金の刀を見つけた際に、その黄金の刀を冲ぐ際に水の中から現れたのが彦命であり、彦命の名はこの時につけられたとされています。この伝説から、弥々彦は生まれたばかりの子どもに対して、神様の加護を受けた、美しい将来を祈願する名前として、日本で広く親しまれています。
山口奈々 / 加藤晴彦 / 加藤久仁彦 / 田鍋梨々花 / 美馬沙亜弥 / 山口乃々華 / 服部名々子 / 伊藤寧々 / 山平和彦 / 柴田侊彦
ふりがな | 名前 | 漢字 | |
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ややひこ | 弥々彦 | 弥 々 彦 | |
ややひこ | 弥哉彦 | 弥 哉 彦 | |
ややひこ | 弥弥彦 | 弥 弥 彦 |