八蔵(はちぞう)


名前の意味

「八蔵」という名前は、二つの文字から成り立っています。八は「八方に広がる広大な世界」という意味を持ち、蔵は「大切なものを守る倉庫」という意味を持ちます。つまり、「広大な世界に大切なものを守って生きる」という意味が込められています。


名前の特徴

「八蔵」は、珍しい名前の一つです。この名前の名付け親は、自分が大切に守るものに対して広い視野を持ち、大らかな心を持っていることを期待していると言えます。また、この名前にはパワフルな響きがあり、男性らしいイメージも持ち合わせています。


つける時の注意点

名前をつける際に重要なのは、自分の好みだけでなく、将来子供が社会に出てからも名前について肯定的なイメージを持ってもらえるかどうかです。また、「八蔵」は漢字二文字で書かれるため、字画(筆画の数)が多くなりやすく、文字が難解になってしまう場合があるため注意が必要です。名前の難易度にあった漢字を選ぶか、平仮名で書くことも選択肢の一つとなります。


名前のフィクション小話

「八蔵」という名前の由来には、複数の説があります。一つは、江戸時代に活躍した歌舞伎役者の「坂田藤十郎」が、行き詰まって諦めそうになった時にたまたま見かけた「僧」の名前を親の「八方」と自分の「蔵」で合わせて名付けたという説。また、別の説では、もともとは「八蔵」ではなく「八蔵蔵」という名前であり、某大名が「蔵」を二度付けたことで現在の名前になったという説もあります。


「八」「蔵」の漢字を含む有名人

佐々木蔵之介 / 根津甚八 / 陣内大蔵 / 七重八重 / 歌川八重子 / 水川八重子 / 曾我廼家八十吉 / 水谷八重子 / 高野八誠 / 林家正蔵


「はちぞう」と読む男の子の名前例

  ふりがな 名前 漢字
man はちぞう 八三
man はちぞう 八蔵
man はちぞう 八造

「はちぞう」で使われる漢字: 八三 八蔵 八造

「八造」で読まれるなまえ: はちぞう やぞう