「信」は信じることであり、心からの信仰心や人を信用する心を表します。一方で「常」は常にあること、永続することを表します。この名前は信念を持ち続け、努力を続ける姿勢や、信用に値する人生を送ることを期待する名前です。
「信常」は、まじめで誠実さや正義感を持っている人が多いとされています。また、一度決めたことに一生懸命取り組む真面目な性格も特徴です。芸術や文学などの分野で才能を発揮することが多いとも言われています。
名付ける時には、「信」の部分については、信仰心や信念を持つことが大切であるとされています。一方で「常」は永遠に続くことを表しているため、大変な決断を迫られた際には、慎重に考え行動するように促す意味があります。また、漢字の組み合わせにより、とても堅苦しい印象を与える場合があるため、名前をつけるときには、響きとバランスにも注意が必要です。
「信常」は日本の古い名前のひとつで、平安時代にはすでに存在していたとされています。武将・上杉謙信の第二子・上杉景信（ほかにも、上杉信氏、河内信常もいました。）などにこの名前が伝えられ、江戸時代にも多くの人が名付けられたとされています。
伏見信子 / 安藤政信 / 穂積隆信 / 八名信夫 / 内山信二 / 佐藤信一 / 佐分利信 / 江口信夫 / 塚本信夫 / 野村信次
| ふりがな | 名前 | 漢字 | |
|---|---|---|---|
| のぶつね | 伸常 | 伸 常 | |
| のぶつね | 伸恒 | 伸 恒 | |
| のぶつね | 伸矩 | 伸 矩 | |
| のぶつね | 伸経 | 伸 経 | |
| のぶつね | 信常 | 信 常 | |
| のぶつね | 信恒 | 信 恒 | |
| のぶつね | 信矩 | 信 矩 | |
| のぶつね | 信経 | 信 経 | |
| のぶつね | 宣常 | 宣 常 | |
| のぶつね | 宣恒 | 宣 恒 |