「親衡(ちかひら)」は、親が引きついだり亀裂が入っても、衡(こう)という道具のように、しっかりと支えあう姿勢を表現する名前です。衡は左右対称の形状で、天秤棒を支える2つの皿の両端に釣り合った物をはかる道具です。この名前は、ふたりの親を支えあって、家族を築きあげていくという意味が込められています。
「親衡(ちかひら)」という名前は、読み易く、メロディアスで美しい響きがあります。名前には、個性的で強い意志を持つ人として成長するような、堅実なイメージがあります。
「親衡(ちかひら)」という名前をつける時には、日本人の伝統的な文化や道具、古典などを理解した上で名前の意味や由来について考えることが大切です。また、この名前には親や家族を大切にする思いや、支えあう姿勢が込められているため、家族の和を築いていくような家庭に育つような環境が望ましいです。名前は人生において重要なものですので、よく考えてつけましょう。
「親衡(ちかひら)」という名前の由来は、日本の古代文献『風土記』に記された、和銅5年(712年)に現在の三重県鳥羽市にあった親衡神社に奉納された衡です。この衡は、衣物を測るために使われており、後に、紀貫之が書いた『土佐日記』でも、柿を計るために用いられています。このように、親衡という道具は、古代から日常生活に密着していたことが伺えます。昔から日本人の生活に欠かせない道具として、命名されたのかもしれません。
山田親太朗 / 市村正親 / すわ親治
ふりがな | 名前 | 漢字 | |
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ちかひら | 周平 | 周 平 | |
ちかひら | 周衡 | 周 衡 | |
ちかひら | 愛平 | 愛 平 | |
ちかひら | 愛衡 | 愛 衡 | |
ちかひら | 睦平 | 睦 平 | |
ちかひら | 睦衡 | 睦 衡 | |
ちかひら | 親平 | 親 平 | |
ちかひら | 親衡 | 親 衡 | |
ちかひら | 近平 | 近 平 | |
ちかひら | 近衡 | 近 衡 |