玲美(れび)


名前の意味

「玲美(れび)」は漢字で「鈴の美しさ」と書きます。「玲」は音が美しく響き、琴の音、鈴の音を連想させるため、雅楽の世界で音楽を奏でる職能である「琴」を表す漢字としても用いられます。「美」は美しさ、優雅さを意味します。つまり「鈴の音の美しさ」という意味になります。


名前の特徴

玲美という名前は、和やかで優美な印象を与えます。また、音楽や美術、文学など芸術を愛する人物に相応しい名前でもあります。また、「琴」の漢字を含む玲美という名前は「琴の音色のように美しい、清らかな心を持ちたい」という願いが込められており、穏やかで気品がある女性の名前としても有名です。


つける時の注意点

玲美という名前は、穏やかで気品があり、美的感覚に敏感な人物にぴったりの名前です。また、「琴」の漢字を含む玲美という名前には、「清らかで美しい心を持ちたい」という願いが込められているため、清らかで美しく、優雅な心の持ち主になるように願いを込めて付けられることが多いです。ただし、漢字を誤解されて「鈴」と「鈴木」と勘違いされることもあるため、注意が必要です。また、この名前は一般的ではなく、読み方に戸惑う人もいるため、取り違えを防ぐためにも、カタカナ表記で元々の名前を明示するようにしましょう。


名前のフィクション小話

玲美(れび)の由来は、日本の古典や伝統文化に深く関わる「琴の名手」として知られる徳川光圀が命名したことから始まります。徳川光圀は、江戸時代に開かれた日本最初の美術館である「三の丸尚蔵館」を創設し、また、日本美術や琴の文化を広めるために尽力しました。その文化振興活動の一環として、自身の蔵書にもあった中国の古典小説「西遊記」に登場する女妖精「鈴鐘仙(りんしょうせん)」と「花童子(かどうし)」にちなんで、琴の名手である女性に名付けようと考えたとされています。


「玲」「美」の漢字を含む有名人

大路恵美 / 麻夕美 / 高倉美貴 / 片桐麻美 / 石橋菜津美 / 若山愛美 / 本木美沙 / 山之内重美 / 渡会久美子 / 筑紫美主子


「れび」と読む女の子の名前例

  ふりがな 名前 漢字
woman れび 玲美

「れび」で使われる漢字: 玲美

「玲美」で読まれるなまえ: たまみ れいみ れび れみ