「麻」は、麻の繊維から作られる布や織物である麻布を意味し、また、薬草の麻薬(まやく)や麻の実から作る麻油(まあぶら)などを指します。 「通」は一般に通り過ぎることを意味し、また、通ずる、相互に交流することを示します。麻通(まつ)は、麻布を通すことで、より美しく、高品質のものを作り出すという意味があります。
麻通(まつ)の特徴は、芯の強さと美しさです。縁取り処理が施された切り替えが多く、しっかりとした生地を使用しているので、どんな風に着用しても清潔感があり、上品な印象を与えます。さらに、家紋や会津人形などを織りこんだり、蛍光染料やアルミ箔を使った独創的なデザインもあります。一方で、麻の素材はシワになりやすいため、正しいアイロン方法や保管方法を知っておくことが重要です。
麻通(まつ)をつける時の注意点は、正しい取り扱い方法が必要です。麻は洗濯やアイロンを誤ると縮むことがありますので、必ず洗濯表示を確認しましょう。また、麻の素材はシワになりやすいため、洗濯後はすぐに干し、アイロン掛けをする際は湿布してからアイロンを当てます。また、麻は夏に涼しく、冬に暖かく、通気性が良いため四季を通じて着用することができます。ただし、麻布を使用する衣服は、シワや反り返りがあることがあるため、コンパクトに折り畳んで保管すると良いでしょう。
麻通(まつ)の由来は、福島県会津地方で生まれたものです。会津地方は、古くから麻の栽培や織物業が盛んでした。麻は、強くて丈夫なため、農作業などに使われていました。その後、地元の織物職人たちが、美しく高品質な布地を作り出すために麻布を通し、独自の技術を発展させました。麻通(まつ)は、その職人たちの技術が継承され、現代でも製造されています。
野波麻帆 / 藤岡麻美 / 片桐麻美 / 中久木麻衣子 / 桑野通子 / 西村麻聡 / 草刈麻有 / 東麻美 / 堀澤麻衣子 / 土岐麻子
ふりがな | 名前 | 漢字 | |
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まつ | 松 | 松 | |
まつ | 真津 | 真 津 | |
まつ | 茉 | 茉 | |
まつ | 茉津 | 茉 津 | |
まつ | 麻通 | 麻 通 |