「沙」と「羅」の2文字で構成され、『砂賽隆(アンコール・ワット)』といわれるカンボジアの遺跡の名称から取られた名前です。日本語には「砂」という字がありますが、「沙」とはより細かく、美しく砂の粒を表した字で、洗練されたイメージを持ちます。また、「羅」という字は、仏教の経典に登場する「舎利」という言葉に由来し、仏教信仰とも関連があります。名前の由来から、美しく清らかなイメージが感じられます。
「沙・羅」という漢字は、それぞれ美しさや純粋さを表現することが多く、合わせてもすがすがしい印象を持ちます。また、短い名前であるため、親しみやすく、愛されやすいという特徴もあります。一方で、珍しい名前であるため、付ける際には周囲に受け入れられるかどうかや、読み方の説明が必要かもしれません。
「沙羅」という名前は、幅広い世代からも好まれる名前です。しかし、極端に珍しい名前ではないため、名前の由来を正しく伝え、読みやすいように意図をもってつけることが大切です。また、「沙羅」と聞いて、間違って「さら(皿)」と読まれてしまうことがあるため、読みにくさを避けるために、フリガナを明確にするように注意しましょう。お子さんが幸せに過ごせるよう、名前選びには十分な時間をかけて慎重に行うことをおすすめします。
「沙羅」は広東語の「沙羅角」からきていると言われます。沙羅角とは『悲劇を重ねた経験を通して人生を知り、悟りを開く花』であり、仏教の説話にも登場します。日本でも、「邪馬台国のシャクヤク」として、神話に登場します。このように、「沙羅」という名前には、仏教や神話のイメージも深く結びついています。
松田沙紀 / 蓮佛美沙子 / 平沙織 / 長橋有沙 / 松崎莉沙 / 本田理沙 / 福田沙紀 / 山本理沙 / 林清羅 / 純名里沙
ふりがな | 名前 | 漢字 | |
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さはら | 沙巴羅 | 沙 巴 羅 | |
さはら | 浅羽羅 | 浅 羽 羅 | |
さはら | 浅羽良 | 浅 羽 良 | |
さはら | 浅羽蘭 | 浅 羽 蘭 |